婦人科の手術を受けたあとに放射線治療を受けた場合になどに多く見られます。足がいつもむくむなどの症状が出現します。
手術や手術後の放射線の治療によってリンパ管が破壊されてしまい、足のリンパ液が体の中心に戻らないため足にたまってしまい、足がむくんでしまう病気です。
足全体を圧迫するストッキングを着用したり、利尿剤の内服などを行います。また、理学療法としてむくみをとるマッサージ器( ハドマー) などがあります。そして時によっては、手術療法が必要な場合もあります。
足全体が硬く真っ赤にはれて発熱したりします。歩けなくなることもあります。
足の指の間から水虫の菌などがリンパ管内に侵入して感染を起こすため、強い炎症症状が出現します。炎症が治まっても足のむくみがとれない場合は炎症によってリンパ管が詰まってしまい、リンパ浮腫となっている場合があります。
足に水虫ができないように常に清潔にしておく注意が必要です。また、炎症が起きたときは抗生物質の点滴や内服で感染を抑えなければなりません。